2006年10月24日

ばちと刀

和太鼓を始めて間もないころ、先生や上手な人の打つ姿に憧れて真似をしようとした動作の一つに「指を伸ばしたままばちを握る」というのがありました。当たり前ですが、5本全部伸ばすわけではありません。また太鼓を打つ瞬間は、ばちが飛んでいかないようにしっかり握っています。構えた姿勢から面に当たる直前までの間、親指をクイッと曲げて他の4本はパーのままばちを手の中に固定するのです。

手を上げてパーでばちを持つには、ただ親指に力を入れるだけでは無理です。やったとしても、何かギクシャクした不自然な姿になります。上腕の骨頭を少し前に回すようにして肘を伸ばし、手首を少し反らせ気味にし、親指の付け根の骨を遠くへ突き出すような感覚でばちを持ちます。

これは要所要所ですると見た目が格好よくきまります。それだけでなく、打つときに余分な力が入らずに済むという良い点もあることが、できるようになって後からわかりました。

太鼓を打つときのフォームは、足、胴体、肩、肘、手、指にいたるまで、美しく見えたときが最も良い音が出る時だということを、いつも実感します。(とくにビデオで自分の不細工な姿を見た日には心の底から思います)

身体操作に関して検索していると、古流武術を修行されている一樂庵様が、親指の関節という興味深い記事を載せられており、今回のことに通ずるものを感じました。
posted by 院主です at 22:40| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 稽古をする | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。こんにちは。

私の庵をご紹介頂きまして有り難う御座います。

太鼓をの撥を握る、叩くのは剣と共通するところ大だと思います。

今後とも宜しくお願い致します。
Posted by 千速 一樂 at 2006年10月26日 15:21
千速一樂様

早速のご訪問ありがとうございます。そちらの記事のおかげで、自分がどんな握り方をしているか改めて考えることができました。続きを揚げたいと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 院主です at 2006年10月26日 21:54
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