2008年11月15日

忍びがたきこと

NHKの長寿番組となりつつある「忍たま乱太郎」

私も子供が小さいときはよく見たり、本も借りたりしてました。元作者は尼子騒兵衛さんという人ですが、作品がアニメ化されてまもなくのころ、激怒されたことがあるというのを、新聞のインタビュー記事で読んだことがあります。

乱太郎の友達「きり丸」の好きな“小銭”が寛永通宝だったからです。「時は戦国ということになっています。500円玉みたいに子供でもわかるギャグはいいんです。」

昨日テレビでShinobiが放映されていたんで、このことを思い出したんですな。

 奇想天外というより無茶苦茶といったほうがいい忍術と、ありえないストーリーこそはこの作品の持ち味ですから、目くじらを立てるようなものではありません。私が気にくわなかったは一点だけ。物語の中で出てきた手紙が現代仮名遣いであったことです。

これは困る。もうあれだけで台無し。「そんなものなくてもB級以下じゃん」とか言うのは、まあ好き好きの問題です。風太郎ワールドを映像化すれば、あれは結構よく出来ているものと考えてもいい。

変幻自在の殺人糸とか、目を合わしただけで人を殺める術なんていうのは、どこにもない「夢の世界」です。戦国でも江戸時代でも、現代であっても誰も見たことがないんですから、やりたい放題で結構なわけです。

現代仮名遣いは、今の世界に厳然とあって、昔には絶対にない。「伝心の術」が出てきても、電信技術は出てきません。あの手紙は衣装の袖から、腕時計が覗いていたのと同じです。

あれだけのものを作るんですから、やっぱりみんなで話し合ったと思うんですがねえ…どうしてでしょうか。私だったら絶対旧かなにして、その上で達筆すぎて読めない文字にしてもらいますけどなあ。
posted by 院主です at 23:37| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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