2004年04月15日

字を書くことと、キーを打つこと

いきなり唐突に季節外れの話をするが、私は年賀状などは出来るだけ手書きするように心がけている。そうしないと手で字を書くことを忘れてしまいそうな気がするからだ。
よく「ワープロだと漢字を覚える必要がないから、手書きのほうがいい」という人がいるが、私はそれだけの問題ではないと思っている。
手で書くということは、それでだけで非常に頭を使うことなのだ。相手が読めるように文字を一つ一つ書くという作業は、漢字の記憶などは別にしても、キーをタッチする何倍も頭を使っている。
もちろんそれほどの違いを感じるほど、自覚的な疲労のような感覚はないにしても、脳の作業ー(脳内を行きかう情報量)を考えれば両者の差は恐ろしくなるほど大きい。
キーを打つ作業は慣れると、しゃべっているだけに近い。特に携帯メールには「書く」自覚は不要だし、ネット上の掲示板なども、荒れるほど日常会話に近くなる傾向がある。
少なくとも15歳くらいまでは、身体障害のような特別な事情が無い限り、キーにたよって“書く”習慣をつけさせるべきではないだろう。
独断的な偏見と思われるのは承知だが、「ゲーム脳理論」と一緒で明確な根拠を並べる前に注意しておかなければ、後々取り返しの付かなくなることもあるのだ
posted by 徒手空腹 at 22:57| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体を考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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